「枕が合わない気がする。でも、新しい枕っていくつも試せないし、買って失敗したらどうしよう……」

その気持ち、とてもよく分かります。じつはわたくし自身、合わない羽根枕で長年首を痛めた末に枕を買い替えた人間です。そして今だからこそ思うのです——いきなり買う前に、もっと手軽に「自分に合う高さ」を知る方法があった、と。

それが今日ご紹介する「タオル枕」です。

タオル枕とは? 家にあるバスタオルが枕になります

タオル枕とは、その名のとおりバスタオルを畳んだり巻いたりして作る、手作りの枕のこと。特別なものは何も要りません。家にあるバスタオル1〜2枚で、今夜すぐに試せます。

最大の魅力は、高さを自由自在に調整できること。畳む枚数や折り方を変えるだけで、1cm単位で自分好みの高さを探れます。市販の枕ではなかなかできない芸当です。

作り方:2つのタイプ

① 畳むタイプ(基本)

バスタオルを四つ折り→さらに半分など、四角く畳んで重ねるだけ。高さが足りなければ、もう1枚重ねて調整します。あおむけ寝の方に向いています。

② 巻くタイプ(首元サポート)

バスタオルをくるくると円柱状に巻いて、首の後ろ(首のカーブ)に当てるように置きます。首をやさしく支えてくれるので、「首が浮く感じ」が気になる方におすすめです。畳むタイプと組み合わせてもよいでしょう。

「自分に合う高さ」の見つけ方

ここがタオル枕のいちばんの活用ポイントです。枕の高さ、合っていますか?の記事でお伝えした「理想の高さ」を、タオルで実験してみましょう。

  • あおむけのとき:顔がやや下を向く、おだやかな角度になるのが理想
  • 横向きのとき:首の骨と背骨がまっすぐ一直線になる高さがベスト

タオルの枚数や巻き具合を少しずつ変えながら、この状態になる高さを探ります。「あ、これがラクだ」という高さが見つかったら——それがあなたの理想の枕の高さです。しかも、タオルならタダで、何度でも試し直せます

メリットと、正直な注意点

メリット

  • 💰 お金がかからない(家にあるもので完結)
  • ⏱️ 今夜すぐ試せる
  • 📏 高さを1cm単位で調整できる

注意点(ここは正直に)

タオル枕は、あくまで**「お試し・応急処置」**とお考えください。

  • 寝ている間に崩れて高さが変わりやすい
  • タオルの生地では通気性やへたりの面で、常用には向かない
  • 毎日となると、衛生管理(洗濯)の手間もかかります

「ずっとタオル枕で暮らす」ためではなく、「自分に合う高さを知るための実験道具」として使うのが、いちばん賢い活用法です。

タオルで高さが分かったら、次のステップへ

タオル枕で「自分の理想の高さ」が見えてきたら、いよいよ本物の枕選びです。買う前に理想の高さを知っている——この状態なら、もう枕選びで大きく失敗することはありません。確信を持って選べます。

わたくしのように長年、自分に合わない枕が原因で首の痛みに悩まされるよりも、まずはタオル1枚から。あなたにぴったりの高さが見つかりますように🐑🌙

この記事は運営者の経験と一般的な情報にもとづくものであり、医療行為や診断に代わるものではありません。首や肩の痛みが続く場合・強い痛みがある場合は、自己判断なさらず専門の医療機関にご相談ください。